まず書いてみよう

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わかった気にならない技術

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今回のテーマは「言語化の効用」です。大学生になってから聞いた意識高そうな言葉ランキングで安定した成績を誇りそうな「言語化」ですが、その重要性は日々実感しています。このブログを始めたのも言語化するためでもあります。

結論

この記事での言語化についての結論は

  • 言語化によって自分の思考の質量が高まる
  • 思考やアウトプットまでのスピードが上がる
  • 悩みや迷いが解決する

となっています。以下から詳しく見ていきます。

言語化とは何か

意外に「言語化」って言葉を「言葉にすること」以上に考えたりすることも少ないと思います。まず初めに言語化とはなんぞやということを定義していきたいと思います。

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言語化は「感情や思考を言葉に変換し外部にアウトプットすること」です。ここでの外部内部とは「自分の内部外部」のことです。自分の内部とはつまり自分の頭の中です。

上記で図示してみました。言語化のプロセスを詳しくみてみましょう。

インプットの蓄積

言語化にはまず自分の中の知識や思考といったインプットが存在します。僕たちの頭の中には、これまで勉強してきたこと、感じてきたことなどが蓄積されています。ここで蓄積されているものは言語化されておらず、曖昧な存在として存在します。ふわっとした概念などがただよっているイメージです。

(頭の中で考えているときも言語を用いているじゃないか、という指摘もあると思うのですが、僕もそのへんはよくわかっておらず、このへんは言語学とか哲学で死ぬほど考え抜いてる人達がいるのでググったり本を読んでみたりしてみてください。今回はそう定義した、ということで大目に見て下さいw)

これが全てのアウトプットの材料ということになります。このアウトプットの蓄積を用いて僕たちは何かしらのアイデアや行動を現実にします。

言語のルール

ここで登場するのが言語のルールです。このルールはロジックによるフィルターの役割を持ちます。言語は外部に出す際に文法といった「言語のルール」が働きます。文法にはロジックがあり、何かを表現する際には、そのロジックがなければ表現することができません。

主語述語、5W1H、動詞・形容詞・副詞、因果関係、こういったルールに従って、文章に起こさなければ、自分の意図しているものを表現できません。

例えば、ある情景を思い浮かべ、それを説明する際にはルールにそって表現しなければ、その情景を説明することはできません。

「あの大きな風車の手前には、4匹の小さな牛がいて、干し草を食べている」

この1つの情景の説明の中には、様々な言語のルールが用いられています。

そもそも日本語というのも1つのルールですし、どんな主体がどんなことをしているという情報を、ルールに沿って統合し表現することが必要です。

このルールに沿って表現することができなければ、その情景を人に伝えることは愚か、言葉として自分が認識したということができません。視覚的に情景を認識したにすぎません。

ここに言語化の効用の本質があります。頭の中では抽象的で言語以外で思考されていたものが、言語を用いることで、一定のルールによって整理されるのです。

言語化の方法

実際にルールで整理されたものがある方法を通じてアウトプットされます。言語化の方法とはインプットの蓄積をアウトプットとして出す手段のことです。主に話すこと、書くこと(PCに打つことは書くことに含む)があると思います。この方法を通じて思考や知識を言葉に起こすことが出来ます。

それぞれのアウトプット方法によって特徴があるので、それは後ほどまとめていきたいと思います。

意味をもったアウトプット

これは結果的に生まれるアウトプットそのものです。言語化の方法を通じて、外部に出てくることになります。このアウトプットは何かしら自分の思考や感情を表現し、意味を持っています。

このようなプロセスで自分の思考は外部にアウトプットされていきます。次に言語化によるメリットに関して書いていきます。

言語化のメリット

思ってることを書いたり話したりするだけで、そんなメリットがあるんかい!と思うかもしれませんが、自分的には言語化は非常に重要だと思います。以下のようなメリットを自分は感じています。

  • ①いま悩んでいることが明確になる
  • ②次なる気づきが得られる
  • ③思考の時間が短くなる
  • ④自分の理解が確かめられる
  • ⑤長く記憶に残る 

①いま悩んでいることが明確になる

頭の中でもやもやして悩んでいることを実際に言葉に起こしてみると、思ったより悩んでいることは少なかったり、書き出してみると意外となんてことはない事が多いです。自分の頭の中で悩みを大きく感情的に解釈してしまっていたりするところを、言語化することで、客観的に捉えられるようになります。また言語のルールにそって整理されることで「誰が・何が原因なのか」「悩みの本質は何なのか」が明確になります。

②次なる気づきが得られる

人に自分の悩みを話していて「あれこの悩みって何が問題なんだっけ」「こうすれば解決するかも」って思った経験はありませんか?言葉にすることで気づきが得られるのは「オートクライン」という効果です。発した言葉は何かしら自分に影響を及ぼします。自分の言葉と行動を一貫させようとする「コミットメント効果」であったり、「自問自答」であっても自分の思考を促すことができます。

③思考の時間が短くなる

思考の時間が短くなるというのは、人間って考えているつもりでも、一向に思考が前に進んでいない時があるのです。これは考えているのではなく、迷っている・悩んでいる状態です。言語に落とすことで、何が思考できていて、できていないのかを客観的に確かめることができます。書き出してみて、出ないことは恐らくあと何分考えても出てこないので、新たな情報をインプットするしかないでしょう。

④自分の理解が確かめられる

「これの意味説明して」って言われた時に意外と説明に困ってしまうことがあります。これはわかった気になっている状態です。言語のルールに当てはめた時に説明できないということは、その概念が何を指しているのかが、正確に把握できていないということです。言語のルールに当てはめて説明できないものは、自分の頭の中から取り出すことはできないので、基本的に役に立たないです。(自分がその概念を使う先は常に外部にあるから)わかってるつもりになっているものを一旦言語化してみると、自分の理解が確かめられます。

⑤長く記憶に残る

喋った内容とかって忘れにくくなりますよね。書いたら記録として残るのはもちろんですが、言語に一度起こしたものは自分の記憶に入りやすくなります。

言語化にはこんな感じのメリットがあります。侮れないものが非常に多いです。言語化を習慣化することで仕事の質量・スピードも上がっていくと思います。

主な言語化の方法

それでは最後にどう言語化するか、具体的な方法をまとめておきます。

この3つの方法を紹介します。

 

#メモ書き

【目的】思考の整理。ロジックの深掘り。思考を全部出す。

【必要なもの】紙、ペン

【特徴】一番簡単なやつです。問題を整理するときに紙に書き出す人は結構いると思います。『ゼロ秒思考(著:赤羽雄二)』がメモ書きのメソッドをまとめているので、是非参考にして下さい。メモ書きをすることで「紙を脳の代わりにする」ことになります。こうすることのメリットは思考を「抽象・主観→具体・客観」に切り替えることができます。紙に自分の考えていることが全て現れるので「これは違うかもしれない」とか「意外に悩んでることってこれだけなんだな」とか、頭の中で考えるのと違った視点で自分の思考をみることができます。ロジックの深掘りとかも非常にやりやすいです。自分の知っている社会人の方は1日にA4の紙500枚分思考を吐き出したこともあるみたいです。そこまでやってくると「紙を脳の代わりにする」ことが可能になってくると思います。

 

コーチン

【目的】気づきの誘発。思考の拡張。

【必要なもの】話し相手

【特徴】コーチングは相手に質問を投げかけてもらい、それに答えることで気づきを誘発・思考を整理するという技術です。コーチングの良い点は「質問を自分で考えない」という点です。自分で質問を考える限り、自分の思考の範囲の域は出られません。考えもしなかった角度からの質問によって、思考を広げていきます。コーチングする側にも技術が必要になっていきます。一方は言語化して思考を広げる、もう一方は質問力を高めるって考えて交代でやればお互いにいい感じですね。あとは書くよりも話すほうが、自分的にはオープンな感じがして、印象や記憶に残りやすい気がします。コミットメント効果も高そうです。

 

#タイピング

【目的】思考の整理。記録。

【必要なもの】PC

【特徴】タイピングは見える形に言語化するという点でメモ書きと同じです。しかし自分的にはメモ書きとタイピングによる効果は違っていると思います。タイピングは思考がPCの表現の幅に制限されている気がして、思考の誘発を阻害している印象があります。文字の大きさとか列の配置とか、そのへんの自由が手書きよりも効かなかったり、思考と思考を矢印で引っ張ったり、図をくっつけることもできないので、少し不自由です。あとは自分たち学生はペンで文字を起こすことに慣れているので(PCを本格的に使い始めるのなんて大学生から)実際にペンで文字に起こすほうが、言語化している感覚が強く、効用を得やすいんじゃないかなと思います。PCだとローマ字を打っているので、言語のルールが変わる気もしますし。「打つ」ことと「書く」ことは違う動作ですから効果も違う所感です。タイピングは記録としてずっと残すことができるので、記録用としては適しています。荒くメモ書きしたものを整理してPCにタイプして残すなんて使い方がいいんじゃないかなと思います。手っ取り早さはメリットです。

まとめ

今回は言語化に関してまとめてみました。やはり頭で考えた気になっていることは往々にしてあります。頭の中で考えることと言語としてアウトプットすることには天と地ほどの差があります。これからは自分の考えたことを積極的に言語化してみてはいかがでしょうか!

ロジックの奴隷にならない

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今回は「自分の意志とロジックの関係」についての話です。

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みんなが恐らく感じたことのある「納得するけど共感しない」という感覚とは何か、などに通ずる話です。自分や組織における意志決定の軸を見直す上で参考になれば良いと思います。

結論

今回の結論はこの2つに集約されます。

  • 意志が介在することにおいてロジックは手段であって目的にはならないこと
  • 自分(たち)のやりたいことを大事にすること

ではこの結論の背景を書いていきます。

納得するけど共感しない

納得するけど共感しない」自分のいた組織ではこの言葉が良く使われていました。
この言葉の意味は「言っていることの意味はわかるし、筋が通っていると思うんだけど、感覚的に何か違う気がして賛同できない」ということです。
納得するけど共感されない意見はほとんどの場合、論理がしっかり通っています。論理的に導けばそういう意見になるということです。論理が通っているので、反証ができない「論理的に正しい」意見です。しかし共感されないとはどういうことなのでしょうか。

論理の性質

では論理が通っているとはどういうことなのでしょうか。まずは「論理」の意味をネットで調べてみました。
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ろん‐り【論理】 の意味(出典:デジタル大辞泉
1. 考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。
 思考の妥当性が保証される法則や形式。「論理に飛躍がある」
2. 事物の間にある法則的な連関。
3. 「論理学」の略。
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つまり論理とは思考を組み立てる方式のことで、論理を用いれば妥当性が保証されるということだと思います。
この論理の例は数学です。数学は問題に対して答えが1つ用意されます。この答えは問題文など前提条件が変わらない限り変わりません。誰が解くのか、いつ解くのかといった文脈に答えは影響されません。「1 + 1 」は誰が解こうが、いつ解かれようが、その答えは「2」です。
数学でなくても、自分の周りに起きている問題も、問題の原因を構造化し、現状を当てはめれば、自分が問題解決のために取るべき合理的な行動が決まるのです。
つまり論理を用いることで「誰にとっても妥当な答え」を示してくれるのです。これが論理の通っている意見がみんなに納得される所以です。
しかし自分はこの「論理」に固執することに対して警鐘を鳴らしたいのです。

ロジックの弊害

誰にとっても妥当な答え」とは魅力的に聞こえますが、これは逆を言えば「誰にとっても妥当ではない答え」ということだと思うのです。

個人はみな違っているにも関わらず、誰にとっても妥当であるということは、「個人に対して何も言っていない」ことと同じなのです。

ロジック至上主義に陥る人生は自分の人生を歩んでいません。合理的な決定は誰にでも下せるわけですから、それは他の人にも歩める人生だと言うことです。そんな人生を僕たちは誰のために生きるのでしょうか。

論理を通すことが目的化してはいけません。論理は問題解決や意志決定において、重要な観点や情報を与えてくれます。しかしそれ自体が僕たちにとって最も良いものであるというわけではありません。論理はあくまでよりより人生を実現するための手段でしかないのです。

それぞれの文脈で考える

ここからは個々の場合から、論理の果たす役割や注意する点を見ていきたいと思います。組織と個人の例をあげていきます。

組織(共通の目的がない場合)

組織の例:就活のグループディスカッションのグループ

この組織には共通の目的が存在しません。個々が目的を果たすために、チームが形として形成されているだけです。

就活のGDを例にとると、あのチームは個々人が「選考の通過」を目的にしています。なのでチームとしてどうなろうが、自分が選考に通過できればいい、そういうチームです。

そのチームで行う議論は論理だけが通っていればいいです。そもそも論理的思考力が選考の通過の要件としてあるのですが、それは今回のテーマから少し外れています。

大事なのは、GDにはチームとしての決定に責任は誰もないということです。

大抵の場合GDのアウトプットを誰かが実行するわけでもないですし、議論目的に集められているグループですから、個々がどんな人であるかとか、何がしたいかであるとかは関係ありません。このチームは論理の代弁者であるだけですチームの人が入れ替わったとしても(もし思考などの能力値が同じならば)生まれるアウトプットは変わらないでしょう。それが論理というものだからです。

この場合、納得は必要だけど共感は必要ないのです。

組織(共通の目的がある場合)

組織の例:学生団体、部活のチーム

上と変わって、次は共通の目的を持った組織です。団体として目指すものがある場合にはこちらのケースに該当します。

上との違いは「チームとして共有する目的があること」「"自分たちが"やりたいことがある」ということです。

この場合はチームで決まったことはチーム全員に影響を及ぼします。そのため、チームとしての決定には、全員に責任が伴います。だからこそ「自分自身の考え」を主張する必要があるのです。「自分自身の考え」とは「論理」ではなく、「自分が何を正しいと思うのか、何がしたいのか、何を大事にしたいのか」などの意見です。

こういったチームには「自分がやっていること」の意味があります。論理的に考えて、やったほうが良いから学生団体の活動をしている人なんていないでしょう。

論理なんて関係なく、何かしらやりたいことがあると思ったからやっているでしょう。

そういった論理ではない感情、考えが重要なのです。

もし論理にこだわるとどうなるかというと、まずあなたにとってあなたが活動する意味はなくなります。(やりたいこと=論理的な帰結の場合は除く)

そしてチームにとってもあなたが活動する意味もなくなります。論理は誰にでも妥当であるから、誰にでも用いることのできるものだからです。極端な話、機械でも変わることができます。

つまり目的のある組織から「自分のやりたいこと」「大事にしたいこと」を取り除き、ロジック至上の考えをした時、その組織は活動する人にとって意味を失うのです。

個人の場合

最後に個人の場合を考えてみましょう。

まず前提となるのは「自分の人生の責任は自分が取る」という考え方です。自分の人生で起きたことの責任は誰もとってくれません。自分がそれを引き受けるしかありません。

自分がロジックに従って生きるとどうなるか。その人生は「論理」にとって正しい人生であって、「あなた」にとって正しい人生ではありません。要するにその環境に置かれた人間ならば誰でも生きることができる人生ということです。つまり「あなたらしさがないのない人生」。極端に言えば機械でも生きられる人生。そういうことです。

ロジックを駆使して人に見栄を張ろうとしたり、自分の失敗を言い訳したり、自身の行動を正当化することなどすると思います。そうやって他人を納得させることはできます。しかしそのロジックに意味はあるのでしょうか。

自分の人生を引き受けるのは結局自分なのに、自分の決定や行動の正当性を他に証明することの意味などあるのでしょうか。他の人からしたら、あなたの人生の正しさなど、私には関係ないのだからどうでもいい、そう考えるでしょう。

別に友達が「おれ〇〇って考えるから起業家になるんだ!」って言っていて、その言葉に論理があろうがなかろうが、(ツッコミどころやFBはあるにしても)別にその決定に論理が通っていようがいまいが関係ないですよね。その人の人生なんだから、そこにロジックがあろうがなかろうが、やると決めたことをやればいい。と考えます。

だから自分の人生の選択に論理を通すことが目的となってはいけないと思うのです。論理が目的化した人生など誰にでも生きられる人生なのだから誰にも意味が無いのです。

論理はあくまで妥当性を高めるための手段であって、それ自体が目的化してはいけません。

自分が自分の理想を実現するために必要な行動を取れば良いのです。論理はそれを実現するための1つのツールにすぎません。

何をしたらいいか

じゃあどうするかというと

  • 論理抜きにして自分・組織のやりたい気持ちを大事にする
  • 自分・組織にしかできないこと考える

すごい単純ですがこういうことかなと思います。この2つがあって、初めて自分がやる意味が生まれます。他に変えが効かなくなります。

これが出来て「共感」が生まれるのではないでしょうか。結局論理では人も組織も動きません。共感があって初めて大きな影響を生み出していくことが出来ます。

これをないがしろにして生きてはいけないと思うのです。代わりに論理が生きてくれる人生など生きる意味がない。論理も何もないけど熱くなる、心高鳴る、そんな感情を大事にして生きたいのです。

組織では意志決定においてしばしば、「論理に固執して、決まってみたら誰もやりたくない決定だった」なんてことがあります。これは議論が就活のGDと同じになっているということです。自分たちがやりたいこと、今のメンバーだからできること、それを中心に考えていく必要があるでしょう。

まとめ

結論の繰り返しですが、

  • 意志が介在することにおいてロジックは手段であって目的にはならないこと
  • 自分(たち)のやりたいことを大事にすること

この2つを大事にしましょう。論理は強力ですが、油断をしていると自分を乗っ取ってきます。論理は性質を理解して「使う」ようにしましょう。あくまで自分の達成したいこと、やりたいことを叶える「手段」です!

夢を見つけるには

 

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今回は「理想を明確にするには?」というテーマで書いていきたいと思います。

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大学生の間ずっと考えており、今でも完全に明確にはなっていません。しかし4年弱の大学生活で、どうやったら明確になるのか、わかってきた感覚があるのでまとめてみたいと思います。

伝えたいこと

夢を明確にするには

理想に対する仮説を持って実際に体験をする

これが重要です。これからこの考えの背景を書いていきます。

なぜ夢がある人とない人がいるのか

大学に入ってから、ものすごく夢を明確に持っている人とたくさん会ってきました。パイロットになりたい人とか、特定の外交概念を用いて世界の平和を実現したい人など。そういう人は大学に通っている理由がとても明確です。「大学でこういう分野の勉強をしたくて、その研究が盛んな〇〇大学に留学して、、、」ということを語ってくれます。

自分はどうだったかというと「やりたいことわからない」、そういうタイプでした。夢を明確に持っている人と話す度に、「なんでこの人はこんなにも自信を持って夢を語ることができるのだろう」と思っていました。

私はある種「夢がない」コンプレックスを抱いており、夢を明確に持っている人に対して劣等感を感じていました。なんで自分には夢がないのか。

理由は2つでした。

①自分の可能性を残してしまっているから(可能性に挑戦していないから)

②こだわる力がないから

 

①自分の可能性を残してしまっているから(可能性に挑戦していないから)

高校生まで特に自分の興味あることに色々挑戦したわけではなく、部活に没頭するだけで、学問、趣味、色んな人とのコミュニケーション、社会勉強などに全く取り組んできませんでした。その結果、自分にとって未知の機会がたくさんまだ残っているのです。

そうするとどうなるかというと「あれもこれも面白そう」「全部やってみたい」という思いを抱いたり、「何をしていいのかわからない」と感じてしまうのです。

前者はまだポジティブな感情ですが、後者は自分に対しての焦りや不安を感じるようになり、自信を失い、結果挑戦に対して消極的になってしまいます。

②こだわる力がないから

これがやりたいんだ!自分の決めたことは最後までやりきりたい!というような思いがなく、どれをやってもやりきれなくなってきてしまう。それによって何かに挑戦しても、次のステップに繋げることができなかった。逆にこだわる人は負けず嫌いだったりして、勝ち負けのつくものは自分の好き嫌いに関係なく、最後までやりぬくことができます。その結果、その経験から学ぶべきことを学ぶことができ、次のステップへとつなげることができます。「この機会はもうやりきった、次に進もう」ということが出来るのです。

何をすればいいか

こういった原因に対して、何をしたら理想・夢が見つかるか、というのが冒頭で言った理想に対する仮説を持って実際に体験をする ことです。

理想に対する仮説とはつまり「自分はこういうことがやりたいのかもしれない」という可能性です。誰にも「こういうことやってみたい」という思いがあると思います。

結論は、それを実際に体験してみればいいのです。可能性は実際に実行することで実現値に変わります。「やってみたらこうだった」という結果です。

その結果、自分が体験したことが自分の夢になると思えば、それを続けていけばいい。もし違うと思ったならば、次の可能性に挑戦していけばいい。そういうことです。

この過程で自分の中の理想に対する仮説はどんどんと減っていきます。そうすれば次に行う体験が自分の理想である確率が高まるのです。

体験をすることの効用は、自分の頭で考えてもわからないことを実際に自分に理解させられることです。「やってみたらイメージと意外と違った」なんてことが往々にしてあります。

そしてそういう感覚があれば自分を納得させることが出来るのです。実際にやってみて違ったんだから、この可能性は捨てて、また違うことに挑戦しようと。

注意

これをする際に注意することは2つあると思っています。

  • 自分を理解して、良い仮説を持つこと
  • どこまで体験すれば仮説を棄却できるかを誤らないこと

夢の仮説検証に使える時間も有限です。何から何までやってみたいことを体験する時間はありません。自分の価値観の理解や、ロールモデルの設定などをし、ある程度これが夢に近いのではないかという質の高い仮説を立てることが重要です。絶対に違うとわかることにあえて挑戦する必要は基本的にないと思います。

また実際に仮説を検証する際には、どこまでやれば検証できるのかを考えなければいけません。

例えばある人が「自分は起業家になりたいのかもしれない」と考え、実際に起業家10人に起業することの意味やリスクの話を聞いたとします。しかし彼はそこで自分のイメージとのギャップを感じ、起業家になるのをやめました。

果たしてこの体験は自分の仮説を検証できているのでしょうか。恐らく出来ていないでしょう。実際に起業してみる、ビジネスが成り立つ程度までやってみるまですれば、自分が起業したいのかどうかを確かめられると思いますが、人に聞いただけでは決められないと思います。

どの程度の深さまでの経験がその仮説の検証に必要なのかは考える必要があります。

キャリアの考え方について

最近はキャリア選択は仮説検証だと思うようになりました。1stキャリアで天職につく必要はないのだと思いました。いくら考えても自分には経験がないのだからわかるはずがない。だから初めての就職も自分にとって理想を確かめる1つの経験なのだと。

無理にこれが自分にとって天職なんだと言い聞かせても無理がある。それならば1stキャリアの位置づけを明確にした上で、それに合う会社を探す。そういう考え方をすると会社の見方が変わります。

経験をしていないからこそ、いろんな会社がキラキラして見えたり、どこも一緒に見えたりします。そんな状態でどこがベストかなんて正直わからないです。そしたら、こういう部分だけは外したくない、自分のこういうところだけは高めたいなど、絞った考え方をして、あとは人間とのフィット感や、入ってからの頑張りとかで決めたらいいんだろうなと今は思っております。

但し仮説検証の時間が長くなればなるほど、成功するのは難しくなってくると思います。自由に使える時間や取れるリスクは歳を重ねるごとに下がってきますから(体力、結婚、介護など)。時間は有限です。どの段階で勝負に出るのかが重要です。

まとめ

体験を増やすことで自分の夢は明確になります。いくら考えてもだいたい夢は見つからないので、仮説を持って実際に確かめていきましょう!

あなたの思考力を試す質問たち

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今回は「頭に意図的に負荷をかける質問」に関してです。

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 自分は普段から質問は重要だと考えていて、誰かに質問をする時は結構考えて質問するようにしています。就活でも逆質問の時間があると思いますが、なるべく「聞いてどうしたいのか?」「ネットでも聞ける質問ではないか?」などを意識していました。

いい質問は自分にも相手にも気づき・学びをもたらします。質問を上手く活用して、自分や仲間の思考力を高めていきましょう。

前半は「質問の効用」について書いています。

後半は「聞かれてほんと困った思考力試してくる質問たち」を取り上げています。

質問とは

質問の効用

僕は質問の良いところは以下だと思っています。

  • 強制的に思考を引き出すことができる
  • 頭良さそうに見える←
  • 発言の責任を問われにくい←

本質は1番目、後ろ2つはある種ネタですw

質問を投げかけられた側は、強制的に自分の脳内で答えを探るモードになります。良い質問をすることで、相手に考えさせたいことを考えさせることができます。思考の幅や深さをストレッチさせる力が質問にはあります。

また質問は型が決まっているので、文章形成が用意です。「なぜ〜」と組み合わせればOKです。相手と議論している時には、質問でとにかく下に下に横に横に掘っていれば、いつかは相手が根をあげます。それを傍から見てると、いかにも質問者が頭が良さそうに見えるのです←

質問は意見とは異なり、基本的に自分の主張をしません。質問は「尋ねているだけ」なので、主張にはなりません。「あなたは日本人ですか?」という質問は相手に尋ねているだけであって、「あなたは日本人に見えます」と主張しているわけではありません。相手に「日本人に見える?」と言われても、「聞いてみただけです」と言えばそこまでです。

これは応用すると攻撃的な意思を持つ質問にすることができます。「じゃああなたは〇〇と言うのですか?」と言えば、「あなたの言うことは〇〇に聞こえていて、その〇〇は妥当ではないはずですよね。それでも〇〇を主張するのですか?」という相手を攻めるような質問になります。この場合でも尋ねているだけなので「あなたの言っていることがそう聞こえたからです」と言い逃れができます。しかし嫌な感じがしますね。

質問の仕方によっては「詭弁」として、質問の内容を責められる場合があるので注意が必要です。

質問をする側のコツ

  • 答えを言葉にさせる
  • 助け舟を出さない

用途によりますが、コーチングのようなポジティブな使い方を想定しています。

言葉にすることで効果が発揮されます。コーチングではオートクラインという用語が使われることがありますが、自らが言語を発するで自分自身の気付きや特定の感情が誘発されるというものです。これによって質問が相手に思考のストレッチを体感させることになります。

助け舟を出してしまうと、せっかく相手がストレッチさせている思考に干渉してしまい、自らの気づきを阻害してしまいます。質問をする際は、なるべく相手が答えを絞り出すのを待つのが重要です。

注意点

  • 詭弁は責任を問われる
  • やりすぎると友達を失う

質問の力は大きいぶん、使い方には注意が必要です。

詭弁とは「ごまかしの議論」のことです。一見正しい論理を用いて、議論の際に相手を追い詰めたりする際に用いられることがあります。しかし詭弁は論理が通っていません。それを見破られればカウンターパンチを喰らいます。なので基本的には使わないほうが良いといえます。

例として「お前はまだ家庭内暴力をやっているのか?」という質問があります。

これは多重質問と呼ばれ、「はい」と答えても「いいえ」と答えても回答者は不利になります家庭内暴力をしていた過去が認められることになる)。こういった質問には相手を不利にしようとする意思が含まれているため、質問そのものを責められ、質問の責任を問われることになります。 

また、質問によるコミュニケーションに慣れると常態化し、相手に非常に嫌がられます。普段から「なんでなんでどうしてどうして!」ばかり言う人とはちょっとあんまり関わりたくないですよね。質問するときは状況を考えましょう。やりすぎに注意しましょう。(自戒)

思考力を試してくる質問たち

では具体的に、個人的に聞かれてつらかった(考えさせられた)質問をまとめていきます。主に就職活動、学生団体での活動で触れた質問です。アウトプットを磨くには良い質問が多く集まっています。若干の内輪感もあるかもですw
就活生は「あるある」的なノリで、これから就活する人は「これ聞かれたらどうしようか」なんて考えながら見てください。学生団体で活動する方はアウトプットのブラッシュアップ、議論の活性化、意見の明確化など真面目な使い方をしてみてください!笑
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<以下フォーマット>
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【No.】質問
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【試されること】
【困る度】
【説明】
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【No.1】要するに何が1番の課題なの?
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【試されること】本質的な課題の理解。課題の重要度と因果関係の理解。
【困る度】★★★★☆
【説明】ベーシックなやつ。議論錯綜してるときに、相手がちょっとイラッとして
使おうとする。ロジックツリーのような課題の全体像がわかっているだけでなく、どの課題がもっとも重要であるのかの重み付けまで問うてくる質問。ひえええええ。
 
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【No.2】〇〇の立場だったらどう考えると思う?
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【試されること】視野の拡張。視座の転換。広いステイクホルダーの理解。
【困る度】★★★☆☆
【説明】ある1つの主体の視点に囚われすぎている時に出される質問 。小学校のときにもよく言われましたね。「Aくん(あなた)がBくんと同じことされたらどう思うかな?」はい嫌だと思います。新入社員が「あなたが社長だったらどうするか?」って言われるのもこの種の質問です。質問の裏に「わたしのこと理解してほしい、、、」という心の声が見えます←
 
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【No.3】この会社(自分たち)がそれをやる理由は?
=====================================
【試されること】会社の固有性の理解。ビジョン・ミッションの理解。
【困る度】★★★★★
【説明】1年生のときに先輩に聞かれて「どういう質問じゃああああ」と思いました。やりたいからやるんじゃろ!と思ってましたが、やるべきなのか?という視点も問われています。会社としてやることの一貫性や、他の機会に投資するほうが良いのではという機会費用の考え方も問われています。むずいですね、、、
 
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【No.4】その施策/事業がこれまでやられていない理由は?
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【試されること】実行障壁の想定。自己の強みの理解。
【困る度】★★★★☆
【説明】ビジコンとかすると出てくるこの質問。この質問は言い換えると「世界には頭が良い人がいっぱいいるんだから、儲かるチャンスが有るなら誰かがもうすでにやっているはずだよね。それなのにやられていないのには何か理由があるんじゃない?」となります。実際にやるとなったら、いま想定している障壁以外のものが生じてくるのではないか、と考える事になります。答えとしては、自社の固有性(自分にしかできないこと)が基本的には絡んでくることになると思います。
 
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【No.5】それをすることで得る代わりに失うことは?
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【試されること】リソース配分の意識。捨てる概念を持っているか。
【困る度】★★★☆☆
【説明】「何かを得るためには何かを失わなければならない」という等価交換の法則に基づいた質問です。基本的に人間も企業も有限のリソースの配分することで活動しています。その資源を一方に傾ければ、他方が手薄になるのは避けられないのです。この質問に答えられない場合は、実際に実行しても恐らく失敗します。「何を捨てるか」を考えることは避けられません。学校帰りにまさかの土砂降り。持っているのは小さな折りたたみ傘。その傘で身体を守るか、カバンを守るか、はたまた雨に濡れている迷子の子犬に「風邪引くんじゃねーぞ」と言って守(ry
 
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【No.6】施策/戦略が課題を解決するまでの流れを1つずつ丁寧に教えて?
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【試されること】因果関係の理解。課題と施策/戦略の関連性。
【困る度】★★★★★
【説明】提示した課題と戦略のつながりが見えないとこんな質問(というかお願い)をされます。「提案した施策をするとAがBになって、Cが起きて、Dを引き起こして、課題を解決します!」的な説明を求められています。この説明のあとには「なんでBがFじゃなくてCを引き起こすの?」「Cを引き起こすのはBじゃなくてもいいんじゃない?」と個々のロジックのつながりを問う質問が待っています。もう勘弁してえええええ
 
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【No.7】その質問の意図は?
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【試されること】質問の価値。
【困る度】★★★★☆
【説明】そんなこと聞くと友達いなくなるぞ。でも聞かれた側も「この質問聞いてどうしたかったんだっけ、、?」って確認ができます。意図のない思いつきの質問は聞いても「あこの質問意味なかったわ、、、」ってなりがちです。
 
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【番外編】ファクトは?
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【試されること】事実情報の理解。
【やめてほしい度】★★★★★★★ 
【説明】これ乱用されると (# ゚Д゚) ってなります。いや大事なのはわかってるんだけど、その5文字で片付けないでええええええええええ
 

まとめ

質問には大きな力があります。良い使い方をすれば、思考をストレッチさせる良いツールになります。取り上げた質問は若干ネタになってますがw良いアウトプットを出すために問うべき質問だと思います。質問は相手がいなくても自問自答できるので、たくさん自分に質問をぶつけて絶賛思考ストレッチ中になってください! 

「リーダーシップ」というマジックワードに逃げない

テーマ

「リーダーシップとはなんぞや」という話です。リーダーシップ、リーダーシップと繰り返し、学生団体で言っとりましたが、人によって解釈大きく違うし、自分の中でもしっかり言語化できていないので、書いてみたいと思います。社会の問題を解決するリーダーを前提に考えていきます。

結論

  • リーダーシップとは問題に対して行動を起こすことである
  • 能力と権力が行動の社会に対する影響を増幅させる
  • 能力と権力は行動によって得られるので最初に行動が来るべき

社会を変えるリーダーの分解

リーダーが社会問題を解決する(それだけの影響を生む)までのプロセスを構造化してみます。

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 プロセスは「①動機→②行動→③影響」になります。

  • 動機:何か行動を起こす動機を持つ
  • 行動:動機を実際に行動に起こす
  • 影響:起こした行動が影響になる

動機とは

何か行動を起こす原動力となる感情や思いである。大きく「したい」という欲求と、「すべき」という義務感に分けられると思います。誰もがこうした感情を抱くことがあると思います。動機を持つだけではリーダーシップにはなりません。

行動とは

抱いた動機に対して行動を起こすことです。「パンが食べたい」という動機(欲求)に対して、実際にパンを食べることが行動です。動機と行動の間には隔たりがあり、全ての動機が行動に起こされるわけではありません。「学校を休んで朝から晩まで遊びたい」という動機を実際に行動に起こすには色々な障壁があります。例えば、金銭的な障壁(遊ぶにはお金を捨てないといけない)、授業に出ないことへの罪悪感などです。その障壁が動機に勝った時は行動が起きません。

この投稿の中でフォーカスしたい行動は、「社会の問題に対する行動」です。(パン食べたいとか取るに足らない行動ではなく、社会にとって取られる価値のある行動)社会の問題に対する行動とは、小さいレベルでは「自分の部屋の使っていない電気を消すこと」「SNSで社会の問題に対しての問題意識を発信すること」や、大きいレベルだと「社会課題を解決する技術に投資するファンドを創ること」などです。目的が対社会に向いている行動になります。

行動自体でも価値の大小があり、社会への影響に対してレバレッジがあります。

影響とは

行動は社会に対して、何かしらの影響を及ぼします。自分の身の回りの人間や世界全体までです。この影響は行動をとった人間の能力と権力によって増幅します。例えば、SNS国の問題に対して問題意識を発信する場合、国の大統領と普通の学生が言うのでは、生み出す影響が大きく違います。同じタイプの行動を起こしても、能力の高い人のほうが高い結果を出すことができます。

リーダーシップとは

自分はこのプロセスの中で重要なのは、動機を行動に移す部分だと考えています。

それこそがリーダーシップの本質です。周囲に影響を生み出すのは行動であり、人に影響を生み出す行動をすることで大きな力を生むことができます。そして重要なのは価値ある行動を取るには能力も権力も要らないということです。それを良く表した実例が天安門事件の白シャツの男だと思います。

Tank Man (now with more raw footage) - YouTube

Youtubeへのリンク

戦車の行く手を遮る無名の男が、無言の抵抗をし、中国の民主化運動の象徴的存在として世界に大きな影響を与えました。彼はTime紙で「20世紀最も影響力のあった人物100人」に選ばれています。

この行動の背景には諸説ありますが、あの場にいた人たちは誰しも「あの戦車たちを止めたい」という動機を抱いていたのではないでしょうか。彼と同様の行動に起こすことは物理的には可能です。しかし実際に起こしたのは彼だけでした。これこそまさにリーダーシップだと思うのです。

彼には一般人であり、能力も権力もありません。それでも社会に対して大きな影響を生み出しています。実際に問題に対して行動を起こすことができれば、能力や権力は関係がないのです。

発揮されていない能力と権力

逆に日本では能力と権力を持った人間が、そのポテンシャルを活かせていないように思います。これまで大学時代、様々な優秀な人に出会ってきましたが、意外にも優秀さを活かすことがあまりない安定したキャリアの選択をしていたりします。官僚になるような能力と権力を持った方々も、カチカチの組織の中で身動きが取れず、その可能性を活かすことができていないように思えるのです。

こんな人達がより社会に対してレバレッジの効くような行動ができれば、もっともっと社会の問題は解決されていくのではないでしょうか。

最初は行動から

結果的に社会に大きな影響を起こすには

  • 行動を起こせる動機を持つ
  • 価値ある行動を起こす
  • 能力と権力を高める

この3つのどれかになると思いますが、一番やるべきは真ん中の行動を起こす部分だと思います。

動機の持続性や絶対値は実際に行動を起こして高まっていくものです。サッカーやらずにないのに、プロのサッカー選手目指す動機を持つことは難しいと思います。実際にやっていく中で徐々に動機が高まっていきます。

能力と権力も実際に行動を起こしている人間に集まってくるものです。学びは行動を起こす中で得られていくものだし、人からの評価や信頼も行動を起こした人間に集まってくるものです。社会に対して小さいレベルでも行動を起こしていくことがスタートです。最初の行動が取れれば、あとは勝手に勢いがついていくのだと思います。

それでもある障壁

最初の行動を起こす障壁は勇気やプライドです。やったことないことや、周囲にどう思われるかわからないことは正直怖いです。でもきっと失うものはほとんどないはず。ちょっと凹んでも立ち直れます。失うものよりも得るものが大きいです。そんな気持ちで最初の障壁を乗り越え、行動を起こしていきたいです。

まとめ

結論を繰り返すと以下になります。

  • リーダーシップとは問題に対して行動を起こすことである
  • 能力と権力が行動の社会に対する影響を増幅させる
  • 能力と権力は行動によって得られるので最初に行動するべき

自分も行動を起こす前に「まずはインプット、、、」といって、行動を起こすことから逃げているきらいがあります。社会に対してやったほうが良いと思ったことは、まずやってみること。それが社会の問題を解決していくリーダーになる第一歩です。ブログを初めたのも、何か行動として起こしたかったからです。今後もっと本質的なアクションを取っていきたいと思います。アクションドリブン人間へ!

3度目の正直

テーマ

この夏、世界最大の学生団体を通じて海外インターンシップに参加する予定です。社会人の方との面接で「なぜ海外インターンシップに参加したいのか」をブログに書き起こすことが宿題になったので、書いてみたいと思います。

面接の際にマインドマップで白紙6枚分くらいに「なぜなぜなぜ」と掘り掘りしたものがあり、そのアウトプットをこのブログにまとめている形です。

なぜ参加したいのか

マインドマップを書いていて、出てくる要素は大きく3つに分けられました。

  1. 将来の長期的ビジョン
  2. 自分の根底にある価値観
  3. この機会に何を求めるか

この3つに分けて書いていきたいと思います。

将来の長期的ビジョン

自分が将来的にやりたいことは「ビジネスを通じて、自分の好きな仲間と、持続的な人間の成長を阻害する社会の問題を解決すること」です。

ポイントに分けて説明していきます。

①ビジネスを通じて

ビジネスが良いと考える理由は2点あります。

1つ目は課題を解決する力として、ビジネスが最も「フェア」で「持続的」な手段だと考えているからです。ビジネスは全てのステイクホルダーに対して価値を提供しなければ、持続しません。その構図が保たれる限り、ビジネスは続いていくことができます。誰かを不幸にして、自分が幸せになることは(自分が認識している限りでは)良くないと考えています。ビジネスはフェアな競争環境が築かれるように、社会的に常に監視されていますし、ルールに則って戦えるところが良いです。

2つ目は自分の経験や能力が活かせるからです。

商学部パーソンとして、色々ビジネス系の知識は付けてきましたし、(企業の方がシビアだと思いますが)学生団体の活動から組織・事業を運営することの面白さも感じています。限られたリソース制限の中で、どうやって他の会社を出し抜くことができるのか、という点にビジネスの面白さがあると思っています。

②自分の好きな仲間と

完全に学生団体での活動の影響ですねw僕は好きな人を自分の好きなことに巻き込みたい性格で、小学校のときは自分がハマったポケモンカードを、幼馴染に布教していました。そんなノリです。やるんなら自分の好きな仲間と一緒にやりたいという思いが強いです。

③人間の持続的な成長を阻害する社会の問題を解決する

価値観と学生団体の影響です。やるならでかいことをしたいし、自分のためだけにやることではないことがしたいです。割りとあと30年とかで人類が取り返しの付かないほど、追い込まれているんじゃないかと思っていて、それをどうにかしたいです。自分は生存本能が強く出るタイプで、死ぬのが怖いです。これまでの経験から、他人に任せてても誰かが解決してくれるわけではないと学んだので、自分が解決の当事者になります。あとはグローバルリーダーを目指す学生団体で活動して、グローバルリーダーの価値を感じましたし、なにより口だけの人間になりたくないっていうところですw

自分の根底にある価値観

強くあるのは①公正・平等②自分のためだけに生きるのはかっこよくない③死にたくない、この3つです。

①公正・平等

最近認識しましたが「不平等は良くない」という価値観があります。理不尽な状況とかが嫌いで、それを解消したいという思いがあります。ズルいことをするのは嫌いですし、人からの恩には必ず応えますし、広い意味で自分が受けたものを相手にも返すような平等さが大事です。大切に小さい頃から親が姉弟を平等に育ててきたという話を聞いて、自分の価値観のルーツに気づくことが出来ました。フェアでない状況に不満は抱くものの、実際に解消としよう行動できる範囲は狭い(自分の身の回りレベル)ので、今後はそれを社会のレベルまでに広げていきたいです。

②自分のためだけに生きるのはかっこよくない

自分が生きる意味は、自分以外の存在によって認識できると考えています。自分が自分を生かすためだけに人間活動をしていても、それって生まれなくても一緒なんじゃないかっていう気がします。誰もいない森の中で、葉が一枚落ちることは、この世の中にとってはあってもなくても変わらないのではないか、そんな感覚です。自分のためだけに必死になるのは、どこか人としての小ささを感じるし、上の公正・平等っていう価値観も、相対的なものなので、やはり自分以外の誰かがいる必要があるんだと思います。

③死にたくない

小さいときから危険に敏感です。公園のトイレ使うときには、ずっと背中に神経集中させていますw建物の避難経路とか必ず確認します。夜寝ながら「宇宙の空間に放り出されたらどうなるんだろ」とか考えると怖くて寝れなくなることとかよくありました。気にしすぎなのかなと思っていますが、今では割りと人間を次の段階にシフトさせる強力な原動力は「生存本能」だと思っているので、死んでもいいやと諦めるよりはいいかなと思っています。

この機会に何を求めるか

そしてこれまでのものを元に、海外インターンシップに何を求めるかです。長期的なビジョンから考えて、今の自分に足りないものを得たいと考えています。それはやりきる力・突破力事業を起こす環境の体験です。

やりきる力・突破力

自分は今までやっていなかったことにチャレンジする・機会に飛び込むことはできるのですが、挑戦が目的化して、結果を出すまでやりぬく力が弱いです。これが一番の課題だと考えています。限られた夏休みの時間で設定したゴールを達成するべく追い込めるようにします。自分からグイグイいくパワープレーも苦手なので、その壁も打ち壊したいです。

事業を起こす環境の体験

「社会の問題に対して自分から何かを起こすこと」をこの時期に経験したいです。長期的なビジョンを書いていますが、100%の納得度があるわけではないので、仮説検証をして、自分の理想に対する確証を得たい、違うなら次の仮説を立てたい。そういう意味で自分の長期的にやりたいことに近いことに挑戦したいと考えています。

3回目の海外インターンになりますが、これまでの自分との違いは、参加目的が明確になっていること、やりぬき成果を出すことの重要性をこれまでに認識していることです。これまでの2回で達成できなかったことをしっかり達成したいと思います。

まとめ

長期ビジョン達成のために、3回目の海外インターンシップに挑戦します。今後はプランニング、準備などを具体的に行っていきます。3回目に行く人がいるくらいなので、世界最大の学生団体の海外インターンシップにまだ1回も参加していない方はみんな行きましょう!笑

まだ命をあずけるほどの友達ではない

はじめに

人間の進化は人間の生存本能や倫理観に逆らっては生じない」んじゃないかなーという話です。

最近テクノロジーの発達や普及によって、様々なサービス、プロダクトが生まれてきています。そもそも人間の進化とは、個体の進化ではなく、道具の進化のことです。人間は自らの能力を道具と理性によって増強させ、食物連鎖のピラミッドを駆け上がっていきました。

人間の進化が道具の進化だとすると、さらなるテクノロジーの発展は人間の進化を押し進めているということになると思います。

どこまで進化するのか

じゃあこの進化はどこまで続くかということなのですが、理論的にはどこまでも神回していくのではないでしょうか。AIといった圧倒的な処理能力をもたらす技術が汎用的に利用されるようになります。大体の人間活動ってパターンや確率、数字に置き換えられてしまうので、人工知能がその強みを活かして色々やってくれると思います。

最近人間ここまで来たかっていう興味深い記事をよく見かけます。理論的な実現可能性はわかりませんが、なんか結局全部実現するんじゃないって思います。きっと全部時間の問題です。最近印象的だったのは以下の話です。

可能性としては進化はどこまでも行くということ。しかし進化も全方位的に起きているのではなく、何らかの方向性やルールを持って起きているのではないでしょうか。それは何なのでしょうか。

タケコプターが欲しいか

先日空飛ぶ車の記事を見て「人間ここまで来たか」と思いつつ、ふと「タケコプターできたら使うかな」と考えました。子供の憧れです。圧倒的に便利でしょう。しかし僕は使わないと思ったのです。なぜなら

  • 絶対頭から取れるやん
  • それで死んだら死にきれないな
  • そこまで機械を信用できない
  • 冷静に頭がついてかない

こんなことを思ってしまったからです。要するに技術に自分がついていっていないのです。確かに夢があるんだけど、実際にリアルで自分が使うとなったら、あの高さをあの小さな機械だけで飛ぶということに恐怖を感じました。加えて最近ドローンの普及や空飛ぶ車の開発などを見ていて

  • 頭上に鉄の塊が常に飛んでいるのは正直怖い
  • 怖くて外出たくない
  • 青い空が見えなくなるの正直耐えられない

こんなことも思います。繰り返しますが、技術の進化に自分がついていっていないのです。これってどういうことなんでしょう。この感覚はなんなのかタケコプターとドローンの話に共通しているものは「死への恐怖(≒生存本能)」だと思います。

  • あんな小さい機械に命は預けられない
  • 空飛ぶ車が落ちてきたら

技術の発展と共に感覚的な死の恐怖が増えているような気がします。技術的な安全がたとえ保証されていても、人間として感じる「直感的な恐怖」は拭えません。多分ジェットコースターが安全だとわかっていても怖くて乗りたくないのと同じです。(いやもちろん恐怖の感じ方には個人差あるけれど) まだうまく言葉にできませんが、慣れで乗り越えるとかそういうもの以上のものだと思うのです。
他にも、技術的には世界を滅ぼすほどの兵器を創ることはできるでしょう。しかしそれが作られて実際に使われることはされていません。つまり技術の可能性が社会において実現するには、人間のフィルターを通ることが不可避なのだと思います。可能性は時間さえあれば無限大だとするならば、結局はその「人間のフィルターが社会に浸透する道具を決めている」ということです。

テクニウムの考え

以前読んだ『テクニウム(ケヴィン・ケリー著)』には興味深いことが書いてありました。要旨はこういうことです。

  • テクノロジーは自律的に進化する
  • 今の技術が次の技術を呼び、連鎖的に進化していく
  • この進化はもう止められない
  • しかし人間が進化の方向性を決めることが出来る

重要なのは最後の人間が進化の方向性を決められるという点です。この説明には北朝鮮の例が出ていました。要旨はこういうことです。

宇宙から見ると、日本やアメリカなどの先進国は夜でも明かりで輝いているが、北朝鮮は夜になると真っ暗である。北朝鮮が明かりを持っていないわけではなく、明かりを使わないことを「選択」している。

人間が選択権を持っている限り、人間が反対する選択はされないということになります。その選択には先ほど述べた「死への恐怖」や「倫理観」が関わってきます。自分を自ら死に追い込む選択を、意識しているにも関わらず行うことは無いでしょう。

「友愛」や「愛情」「平等」といった人間が長い歴史をかけて育んできた価値観に反するようなことも恐らく起きることはないのではないでしょうか。自身たちが命を賭して守ってきたものを自ら破壊する自己否定的な行動は取れないと思うのです。そういった方向性で技術が用いられることはないではないでしょうか。

そうするとどうなん

自分はそう考えると、大きなプロダクト、それこそ空飛ぶ車とかって普及しないんじゃないって思います。頭上を気にしつづける生活なんてできないし、いずれ嫌になります。一回墜落事故でも起きたら、ものすごい論争になると思います。人工知能の台頭で「人間の条件」「人間を人間たらしめるもの」の判断を迫られます。それも共通の答えが出るものではないでしょう。なのでもうあと数十年くらいで道具の進化を「人間がやめる選択をする」のではないかと僕は予想します。宇宙旅行とかで打ち止めじゃないでしょうか。マトリックスみたいな世界は人間に望まれなさそうです。

まとめ

人間の進化は人間の生存本能や倫理観に逆らっては生じません。技術の進化はあくまで人間が選択できます。その選択には人間の生物としての変わらない本質が必ずつきまといます。だからこそいつの時代も学ぶべきものなのだと思います。そうすることで自分たちがどこに向かうのか知ることができます。最適な判断を行うために、僕も人間としての感性を磨いていきたいと思います。