まず書いてみよう

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映画と小説の効用

はじめに

今回は最近自分が暇さえあればやっている「読書」と「映画鑑賞」に関して綴っていきます。大学1,2年生では、所属していた学生団体の活動を意識し、ビジネス書を中心に読んでいました。しかし最近は専ら小説(特にSF)を読み、映画を見るようになりました。(amazonプライムビデオに感謝です)

きっかけ

起業家やベンチャー企業で活躍されている方が

「下手なことするより映画を死ぬほど見たほうが良いよ!」

「ビジネス書なんて読むなら、小説たくさん読んだほうが良いって!」

と口にしているのを聞いたことはありますでしょうか。これには「何事も突き詰めてやったほうが良い」的な意味も含まれているのだと思いますが、なんで「映画」と「小説」をビジネスマンが勧めるのか理解できないでいました。特に大学2年にはビジネス書と戯れ、「ロジカル〜」「戦略〜」「〇〇思考」「MBA」なんて本ばかり読んでいた自分としては「映画や小説がなんの役に立つねん!」という思いでした。大学3年生になってから自分の人間としての薄さの実感や、ビジネス本への飽きから小説に踏み出し、その面白さに取り憑かれることになりました。通学の電車、往復3時間を読書にあてています。ここ1ヶ月は映画も週に5本くらい見ています。(忙しくなればこんなには見れなくなりますが)ちなみに読書したものはここに蓄積していますが、読む本の種類が変わってきたなーと感じます。

映画と小説の効用

じゃあ結局どうなんってことで、最近映画や小説をある程度見て、どうだったのかを書いていきます。以下の4つのポイントにまとまりました。

  1. 自分の価値基準が明確になる
  2. 会話の材料として活きる
  3. 良い問いにぶつかる
  4. 心の安息になる

①自分の価値基準が明確になる 

小説や映画は自分の中の価値基準、つまり「自分にとって何が好ましく、何が好ましくないか」を明確にする材料になります。主に材料となるのは作品の世界観登場人物です。

小説にも映画にもその作品の中の世界観があります。SFならば『スター・ウォーズ』がイメージしやすいですが、別世界、未来の世界、地球の歴史が改変された世界など、架空の世界が作品の舞台となります。普通の小説でも、ある人物が生きている世界など、「今の自分が生きていない世界」が表現されています。自分の価値観を明確にするためには、その世界の中で自分が生きたいと思うかどうかを考えてみることです。例えば、遺伝子操作の技術が高まり、人間が寿命で死ぬことが無くなった世界。その世界に自分は生きたいと思うかどうか。それはなぜか。それを考える中で自分が大切にしている価値観が明確になります。

また作品には様々なユニークな登場人物が登場します。自分はその世界観の中で、誰のような生き方をしたいのか。誰が好ましいと思うのか。それはなぜか。そのような問いを投げかける中で「自分は何を大切にしているのか」「自分はどうなりたいのか」がわかってくるでしょう。

②会話の材料として生きる

教養ある人と会話するときには、時折有名な本や映画のセリフの引用がなされることがあります。それの背景となる作品を知っていれば、言葉の意図がよく理解できますし、それが共通の話題として話が膨らんでいくでしょう。また読んでいる本で、その人の教養が判断されるということもあるようですから、人と話す時にたくさんの蓄積があることは役に立つでしょう。あとは単純に人と同じ映画や小説見たり読んだりしてると話盛り上がりますよね。「昨日のしゃべくり見た?」的な高校トークとおんなじですかね。

③良い問いにぶつかる

どの映画、小説にもテーマがあります。監督や著者が受け手に何かを伝える手段として、その作品を作るわけです。そのメッセージには大きな問や論点を含んでいることが多いです。先日読んだ『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?フィリップ・K・ディック著)』は賞金稼ぎの主人公が、火星から地球に逃げ込んだアンドロイドを追う話です。アンドロイドは精巧に作られており、人間かアンドロイドかの判断はある検査を行わなければできない。しかもその検査方法も100%確かなのか疑いがある。そんな世界の中で、「人間とアンドロイドの違いとは何か」「人間を人間たらしめるものは何か」という問いが投げられています。そういった問いの中で自分はどのような答えを出すのか、そこに自分を広げてくれる材料があります。

④心の安息になる

これはもう娯楽ということですねw読書しているときって、外界から断絶された感じになりますし、1つのことに没入し、悩みも何もかも吹っ飛んでしまう気がします。(現実逃避ということなのかもしれませんがw)シンプルにワクワクする感じや感動を得られるのは、映画や小説のいいところだと思います。

効用を高めるために

映画や小説を見て「面白かった!」で終わってしまうと、少しもったいないです。見た後にどんなことをするといいのか、自分が実践していることを書いてみます。

感想を書く

見た後は頭の中でいろんな情報がモヤモヤしていて、この情報はすぐに消え去ってしまうので、言語化することで、記憶に落としていきます。自分がやるのは白紙に感想を思いつくままに書きなぐっていきます。何に感動したのか、何が面白かったのか、自分はどんな問いを見出したのか、この世界で生きていきたいか、それはなぜか。そんなことを思いつくままに書いていきます。これを見ることで自分の感性を、客観的に見ることができます。

人と話す

作品の感想を人にシェアします。何が面白かったのかなどなど。何か問いが作品の中であればそれに関してディスカッションなんてしてみたりもしますね。人が自分と違う立場に立った意見を出してくれると、自分の見方を広げてくれます。

他の人のレビューを読む

amazonに色んな人のレビューがあったり、ブログで自分の見た作品の感想を書いている人もいますが、人によって作品に様々な見方をしています。そこまで深読みするの?!なんて人もいますし、自分が面白いと思った作品をつまんないと思った人もいます。そんな中で人との感性の違いを考えてみる、自分に無かった見方をすることがさらに自分の感性を磨いてくれます。

まとめ

最近ずっと本読んだり映画見たりですが、見るからに何が変わったか、とかは正直ありませんwビジネス本みたいに速攻役に立つものでは無いですね。むしろ役に立つことを期待してやるものでも無いような気がします。

しかし長期的にはとても重要なのでしょう。自分を知るには「材料」が必要です。その材料を、映画や小説は数時間で与えてくれます。感性を磨く、人の感情を理解する、自分の好きな生き方を知る、その先にはより自分らしい生き方ができるのでは無いでしょうか。この数ヶ月でも心に余裕ができたような感覚はありますし、没頭できることができたのも自分にとっては良かったです。これからも意識的な映画鑑賞、読書を続けていきたいと思います。