まず書いてみよう

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今週読んだもの・見たものたち

テーマ

今回は特定のトピックに関して書くというよりは、今週自分が触れたもののに関しての感想をつらつらと書いていきます。インプットしたものへの感情・思考をアウトプットに移し、整理するという目的です。

ハイライト

今週は以下の本・映画を見ました。

個々に感想、思ったことなどを書いていきます。

ニュー・シネマ・パラダイス

▼概要

ニュー・シネマ・パラダイス(伊:Nuovo Cinema Paradiso)』はジュゼッペ・トルナトーレ監督による1988年公開のイタリア映画です。今から30年前の作品で、自分たちの両親世代には非常に有名だと思います。

映画を題材に描かれる愛情友情がテーマです。詳しいストーリーはWikipedia等に載っていますが、ぜひ一度は誰にも見て欲しい作品です。僕にとっては一生心に残る作品だと思います。音楽も本当に素晴らしいです。

▼言語や理性を超越して溢れ出す感情

見た際に、最後のシーンで、とても感動してしまうのですが「なぜ自分がこんなにも感動しているのか」が説明できませんでした。何に自分が感動しているのかわからない。

でもとても泣けてくるのです。この経験を通じて、人間には言語や理性、論理では理解ができないものがあるんだと感じました。ある要素に反応して言語より更に抽象度が高い?深層?で自分の感情が引き出されるのだと思います。

音楽でも同じことなんだろうと思います。音楽は歌を除いて言葉は無く、でも自分たちの心に様々な感情を芽生えさせます。ドレミファソラシドの1音1音では何も感じないのに、それがあるパターンで組み合わせされた時に自分たちの感情が動くというのは一体どういうことなのでしょうか。そのような仕組みを自分たちは言語よりも更に抽象度の高いところで理解する仕組みを持っているということなのかもしれません。恐らくその仕組みは言語化出来ません。

そのへんの領域に他の生物や、機械には変わられない何か人間固有の機能があるのかもしれないと、感動に浸った後に、こんな無機質なこと考えてしまいましたw

虐殺器官

タイトルが非常に物騒ですが『虐殺器官』は伊藤計劃著のSF小説です。今年の2月にアニメ映画としても公開されていました。

▼概要

SFといっても9.11後の世界を舞台にした作品です。9.11後サラエボが核爆弾によって消滅し、それをきっかけに内戦や民族虐殺が後進諸国で激増する。アメリカ情報軍の主人公はその背後にいるとされる1人の米国人を追っていく、という話です。伊藤計劃氏のもう一つの作品『ハーモニー』は、高度な医療が発展し、人間が社会のリソースとして異常なまでに健康・幸福であることを管理された社会が舞台でしたが、この作品は対極のような世界観です。

▼これも言語を越えた何か

※ネタバレを含むのでこれから読む予定の方はご注意下さい。

言語には、文法よりも更に高次の、どんな言語にも共通するようなパターンが存在し、それを発見した男がそのパターンを利用し、人間が過去に持っていた虐殺的機能を引き起こしたというのがこの現象の真相です。

これも上記『ニュー・シネマ・パラダイス』の感想にも被りますが、人間は言語以上よりも高い次元のものを扱っているのだなと思います。チョムスキーのいう「普遍文法」のようなものです。人間の生物的な進化には興味が高まるばかりです。

その他にも

・人間も物質の集合体にすぎないが、人間がそこに意味をもたらす

・どんな戦争も大義の元で行われる

・進化とは環境への適応ではなく、自然淘汰の結果にすぎない

なんてことを考えたり、思ったりしました。世界観暗めですが、人間の本性に迫るような大事なことを書いてあると思いました。『ハーモニー』と一緒に読むことをおすすめします!

人類の未来 - AI、経済、民主主義

▼概要

テクノロジー、政治、経済、物理など、様々な領域の5人の「知の巨人」に今後の社会の変化に対する考えを聞くという本。

▼知の巨人の共通点

5人それぞれが同じトピックに対しても違った見方をしている。この違いは専門性の違いによる視点の違いや自分の拠り所とする価値観・宗教などの違いがあるように思う。(もともともそんなに興味のない領域だから、深く考えずに答えている場合もある)

共通するのはどのような領域にも自分の意見を持つことができ、それに対してそれなりの根拠を持っている。どの人も世界に対して高い好奇心があり、様々な領域の知識をもっている。世界の情勢だけでなく、世界の成り立ちや人間の成り立ちなど、時間軸・空間軸両方に広い理解がある。

やはり専門性は重要であり、深い専門性を持つことで事象の本質を探っていくことが出来る。(観点が専門性によって変わる)

不道徳教育

▼概要

社会的に悪だと見られている、麻薬密売人や闇金融、悪徳警察官などが本当は合理的で、悪どころか社会に貢献している。ウォルター・ブロックがリバタリアンの視点から社会の悪を擁護する。

▼理性と感情のバランスが取れない

麻薬は禁止するのではなく、むしろオープンにすれば良いというリバタリアン自由至上主義者)の主張は、論理的には理解ができるのですが、やはり感情が追いついていかない感覚があります。「本当にそんなことして平気なの?」と。事実マリファナが合法化されているオランダは、マリファナを禁止しているアメリカよりも吸引率が低いという話も聞いたことがありますが、実際本当にそうなるのでしょうか。。。怖い。

読んだ印象としては中途半端に政府が関与したりすると、逆に市場原理に歪みが出て、そういった社会にマイナスが生まれてくるという印象です。やるなら振り切ってしまえばいいのでしょうか。

リバタリアンの考え方はこの本で掴めた感じがするので、今度は逆にそういった考え方を否定する主義主張にも触れてみたいと思います。

まとめ

今回は今週読んだもの見たものの感想まとめでした。何かインプットしたらそのままにせず、きちんと思ったことをまとめる癖をつけるのは重要だなと思いました。